施工事例
ルームエアコンクリーニング
ルームエアコンクリーニング
標準クリーニングでは改善せず、本体取外し分解洗浄となった事例を紹介します。
エアコンクリーニング後、さらに風力が弱くなった!っとお客様からのご連絡がありました。
原因は、お客様自身でホームセンターで購入した「スプレータイプのエアコン洗浄缶噴射と、室内ホコリ未清掃の為‘根詰まり」が原因!
1台取替、1台本体分解洗浄で解決しました。
お客様が今後注意してもらいたいこと・・
① ホコリまみれの部屋でエアコンをまわさないこと!
② 市販スプレーでは洗浄しないこと!
クリーニング完了後、一見綺麗になったエアコンのように見えますが、表から洗浄できないアルミフィン(車のラジエターと同じ)の裏側で問題が発生しています。
通常のエアコンクリーニングでは、本体カバーを分解後、強アルカリ性洗剤を10倍~20倍に薄めて洗浄し化学反応時間30分経過後→エアコンリンスを20倍~40倍に薄めて洗浄し完了します。
業務用エアコンの場合、シルバーと呼ばれる強力洗剤を原液で噴射し、化学反応時間5分~10分経過後同じように専用リンスで洗浄し完了です。
等物件のお客様はエアコンクリーニング依頼の10日前に市販の洗浄スプレーを2台のエアコンに噴射し、その後2台とも同じ1週間後エアコンをつけると異臭と頭痛を感じ、クリーニング依頼の経緯となりました。だが、通常クリーニング1回でも解決せず追加料金承諾してもらい翌日裏面のみ洗浄を3回繰り返しましたが写真のようにアルミフィンの間に洗浄液だけでは溶けない汚れやかたまりみたいな異物が取れておりませんでした。
急遽‘取引先の空調機施工業者(等物件施工した)へ事情説明と写真を確認してもらい即‘現地エアコン本体を取外し工場にて分解しアルミフィンの裏側を高圧洗浄とシルバー洗剤で汚れや衣類などの繊維を溶かし根詰まりを解消し無事復旧完了いたしました。
根詰まりをおこしているエアコンはいくら強風にしても空気を吸い込むことが不可能となり、シロッコファンの回転量が変わってても冷気暖気どちらも風力が無くなります。
当店でも今後はエアコンクリーニング施工後は必ず試運転時は強風にして風力を確認すよう徹底しております。
因みにもう1台のエアコンも同じような現象でしたが年式も10年以上経過の製品でしたので、クリーニングは止めて全て新品に取替えを推奨し取替えとなってしまいました。
お客様におかれましても市販のエアコンクリーニング洗浄スプレーを噴射後、こような現象が起きてしまった時の参考になれば、現地での原因判明と対応も早いかと思います。